2019/01/18
東京都杉並区Mマンション:シーリング工事
外壁塗装の見積りの中にシーリング・コーキングといった項目があります。
シーリングとは外壁の打ち継ぎ目地や窓などの開口部のサッシ廻りに入っているゴムのようなものです。
外壁工事の場合、外壁塗装やタイル補修にばかり目がいきがちですが、このシーリングを注意しなければ最悪の場合漏水につながることもあります。
シーリングの役目は漏水防止の他にもございます。
建物は外気の気温差などで目ではわからないレベルですが伸縮します。地震などで揺れます。
そんな建物の動きを吸収してくれる役目もあります。
今回は、そんなシーリング工事の施工事例を紹介いたします。
①施工前
②既存シーリング撤去
③プライマー塗布
タイルを汚さないように養生してからプライマーを塗ります。
プライマーとはシーリングの密着がよくなる接着剤のようなものです。
④シーリング材充填
空気が入らないようにシーリング材を充填します。
⑤平滑仕上げ
テープからはみ出さないように平滑に仕上げます。
⑥施工後
使用材料
メーカー:サンスター技研㈱
材料名:プライマーUM-2
用途:変成シリコン用プライマー
材料名:ペンギンシールMS2500(ブラック)
用途:変成シリコンシーリング
シーリング材の耐用年数は、一般的に7年~8年程度であると言われております。
シーリング材が劣化しますと、ひび割れや破断が生じ、外壁からの剥離や隙間ができてしまう場合があります。
この症状が出てしまうと漏水し内部の構造体自体の劣化に繋がってしまいます。
漏水を起こすと建物自体の資産価値が著しく下がってしまう場合があります。
シーリングにひび割れ、破断などが見られたら要注意です。
現地調査は無料です。