2017/03/15
無足場工法でロープを設置するにあたり、現場によっては屋上にどうしても吊元がない場合があります。
ある程度しっかりした笠木がある場合はパラペットクランプを使い吊元を確保することができますが、
笠木の外側が斜壁の場合はパラペットクランプを装着することができません。
そのような場合は内壁にアンカーを打設して吊元を作ります。
①施工前
②アンカー打設箇所穿孔
③アンカー打設
④アイボルト設置
これで吊元が確保されました。
⑤穿孔箇所埋め戻し
なるべく目立たないシーリング材でアンカーを打設した穿孔箇所を埋めて元通りにします。
アンカーはステンレス製ですので、錆に強く将来的に爆裂を起こすこともありません。
まず、ロープを設置するにあたり屋上があることが前提ですが、
屋上はあるが、ロープの吊元が確保できるのかわからないという方は気軽にご連絡ください。
基本的には現地調査いたしますが、
お客様とご都合が合わない場合は、屋上の写真などをいただければ判断できる場合もございます。